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腓腹筋に電気刺激を付加したジャンプトレーニングは運動効率を高めるか

小木曽, 一之, Issued : 2021.03.01, 教育人間科学部紀要 <TF01309805>
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書誌詳細

コレクションコード 紀要論文
コレクションコード 教育人間科学部紀要
コレクションコード 12
ソースレコードID AA12458635
タイトル 腓腹筋に電気刺激を付加したジャンプトレーニングは運動効率を高めるか
ヒフクキン ニ デンキ シゲキ オ フカ シタ ジャンプ トレーニング ワ ウンドウ コウリツ オ タカメルカ
タイトル(その他) Effects of consecutive rebound jump training with electromyostimulation to the gastrocnemius muscle on endurance jump performance
作成者 小木曽, 一之
オギソ, カズユキ
Ogiso, Kazuyuki
出版者 青山学院大学教育人間科学部
出版者 青山学院大学教育人間科学部附置教育人間科学研究所
出版者 アオヤマ ガクイン ダイガク キョウイク ニンゲン カガクブ
出版者 アオヤマ ガクイン ダイガク キョウイク ニンゲン カガクブ フチ キョウイク ニンゲン カガク ケンキュウジョ
NCID AA12458635
ISSN(プリント) 18845460
DOI URL https://doi.org/10.34321/21775
収録物名 教育人間科学部紀要
収録物名 キョウイク ニンゲン カガクブ キヨウ
収録物名 Bulletin of College of Education, Psychology and Human Studies, Aoyama Gakuin University
巻次等 12
開始ページ 37
終了ページ 49
日付 Issued : 2021.03.01
内容記述 本研究では、腓腹筋に経皮的な電気刺激(EMS)を与えながら行う連続したリバウンドジャンプ(RJ)のトレーニングが持久的なジャンプパフォーマンスにどのような影響を与えるかについて調査した。19名の男性が被験者となり、両脚で行うRJトレーニングを4週間にわたり隔日で行った。彼らはnon-EMS群とEMS群にランダムに分けられ、EMS群はRJ中、両脚の腓腹筋にEMSが与えられた。RJトレーニングは1日10回3セットから始め、最終的には1日20回4セットまで漸増された。最大等尺性足底屈トルクの10%から始められたEMS強度も20%まで漸増された。RJトレーニング後、80回連続RJ中におけるEMS群の平均跳躍高と酸素摂取量は有意に増加した。そのため、それらの割合であるエネルギー効率は変化しなかった。一方、non-EMS群の平均跳躍高は変化せず、酸素摂取量は有意に増加したため、そのエネルギー効率は有意に低下した。EMS付加によるこれらの違いは、EMS群でみられた80回連続RJ後半での跳躍高の低下と接地時間の増加の割合が低い水準で留まったこと、80回連続RJ終了5分後に血中乳酸値の有意な増加がみられなかったこと、そしてジャンプの「跳びやすさ」の自己評価が高く、「反発をもらえた」「弾む感じがした」「浮かんでいる感じがした」といった運動感覚の変化がみられたことなどから、アキレス腱の弾性が向上した結果であると考えられた。したがって、腓腹筋にEMSを与えながらの連続RJトレーニングは、持久的ジャンプパフォーマンスを高めることが示唆された。
資源タイプ departmental bulletin paper
資料種別(NIIタイプ) 紀要論文
物理的形態 PDFファイル
アクセス権 open access