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消費の流動性尺度の拡張と活用

久保田, 進彦, Issued : 2022.03.02, 青山経営論集 <TF01310736>
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書誌詳細

コレクションコード 紀要論文
コレクションコード 青山経営論集
コレクションコード 56
ソースレコードID AN00008870
タイトル 消費の流動性尺度の拡張と活用
ショウヒ ノ リュウドウセイ シャクド ノ カクチョウ ト カツヨウ
タイトル(その他) Extending and Applying the Scale of Liquidity of Consumption
作成者 久保田, 進彦
クボタ, ユキヒコ
Kubota, Yukihiko
出版者 青山学院大学経営学会
出版者 アオヤマ ガクイン ダイガク ケイエイ ガッカイ
NCID AN00008870
ISSN(プリント) 05871654
DOI URL https://doi.org/10.34321/22203
収録物名 青山経営論集
収録物名 アオヤマ ケイエイ ロンシュウ
収録物名 Aoyama journal of business
巻次等 56
4
開始ページ 131
終了ページ 170
日付 Issued : 2022.03.02
主題 Other-ja:拡張された消費の流動性尺度
主題 Other-ja:リキッド消費
主題 Other-ja:リキッド・クラスター
内容記述 本研究は、久保田(2022)によって開発された消費の流動性尺度に対し、その背景に存在すると考えられるいくつかの要素を組み込むことで拡張を試みるとともに、これを用いて消費の流動性の実態を探索的に分析するものである。消費の流動性尺度を3側面7次元に拡張したうえで、2種類のデータを用いて分析したところ、男性・女性とも、若年層ほどボラティリティ傾向(より速いテンポで、より多くの種類の製品やサービスを購入すること)が強いことが明らかになった。さらに上記7次元を用いて消費者をクラスタリングしたところ、従来型の消費者から構成されるコンベンショナル・クラスター、将来に対して不安を抱いているプレカリティ・クラスター、そして消費の流動化傾向が顕著なリキッド・クラスターを識別することができた。これらのうちリキッド・クラスターは、アパレル製品の購買頻度が相対的に高かった。また洋服レンタルの利用経験者が相対的に多く、利用に対する態度も比較的肯定的であった。さらに彼らは、自動車を保有せざるを得ない環境的制約が穏やかになるほど、実際に自動車を保有しない傾向が強くなることが示された。以上に加え、日用消費財の購買動向について消費者パネル購買データ用いて分析を行なった。その結果、リキッド・クラスターの年間購買金額は他のクラスターと大きく違わなかったが、購買対象製品が幅広く、スイッチング傾向が高く、買い物集約度傾向が低いことが示された。すなわち、いろいろな種類の製品を、毎回変えながら、少しづつ購買する傾向が明らかになった。
内容記述 田中正郎教授退任記念号
内容記述 Commemorating the Retirement of Professor Masao Tanaka
資源タイプ departmental bulletin paper
資料種別(NIIタイプ) 紀要論文
物理的形態 PDFファイル
アクセス権 open access